WSL2とDocker Desktopを使ってPythonの環境構築を行う

バイオインフォマティクスの解析ツールを実行するために自身のコンピュータにPython環境を用意する必要がある場合がありますが、環境構築やバージョン管理などに起因するトラブルに見舞われることがあります。Dockerと呼ばれる、コンテナ型仮想化技術を用いてアプリケーションの実行環境を準備できるプラットフォームを用いることによって、それらのデメリットを回避できることに加え、マシン間での環境共有が容易になるなどのメリットがあります。 Windows 10やWindows 11では、Linux 用 Windows サブシステム (Windows Subsystems for Linux: WSL)を導入することで、Linuxを仮想的に実行するための環境を整えることができます。WSLは、「本物のLinux」でありながらWindowsの一部としてシームレスに使えるという点が特徴です。今回はその後継版である「WSL2」を導入し、Ubuntuをインストールした環境(動画マニュアル)で、Docker Desktopをインストールし、Pythonの環境構築をする方法について紹介します。また、高機能エディターである「Visual Studio Code (VSCode)」を用いて、Dockerを利用するための設定方法やPythonファイルをVSCodeで編集する方法についても紹介します。

見どころダイジェスト

  • 00:10 1. Docker Desktopをインストールする
  • 02:42 2. WSL2でDocker Desktopを使う
  • 04:03 3. Docker Desktopを用いてPythonを動かす
  • 06:32 4. VSCodeからDockerにアクセスする

動画ファイルのダウンロード

230501_WSL2_Docker_Python.mov

再利用時のライセンス

クリエイティブ・コモンズ CC-BY-4.0

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