DiGAlign を使ってゲノムの変化を可視化する

DiGAlignはゲノムの比較 (主にアラインメントと可視化) を行うためのウェブツールで、京都大学 化学研究所が提供しています。(原著論文:DiGAlign: versatile and interactive visualization of sequence alignment for comparative genomics. https://doi.org/10.1264/jsme2.ME23061)DiGAlignは、複雑なゲノム構造の比較をより直観的に行うために、①自動的な配列位置調整機能(逆位や環状置換を含む) ②ガイドツリーによる類似配列の選択支援機能 ③ドットプロットとシンテニーマップの並列表示機能 といった主な機能を備えています。これらの機能はウイルスの系統解析に用いるViPTreeというプログラムを元に、非ウイルスの配列向けに拡張されDiGAlignに実装されています。ゲノム全域での遺伝子構成(部分同士)、つまりシンテニーを比較する手法が実装されており、インデルや逆位の検出に利用できます。 今回は、ヒト、チンパンジー、ゴリラ、テナガザルのチロシナーゼ遺伝子領域を例に、ゲノムの構造を解析する方法を紹介します。

Highlights

  • 00:07 1. Digalignの概要
  • 01:25 2. 解析用データのダウンロード
  • 02:46 3. 配列名の注意点
  • 03:21 4. Digalignを使ったデータの解析
  • 04:17 5. 解析条件に関するパラメータ設定
  • 06:22 6. 解析結果の出力と再調整(グラフ、図,、そして表形式データ)
  • 09:13 7. 解析結果のダウンロード(グラフと図)
  • 09:43 8. 解析結果のダウンロード(配列情報や表形式データ)

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241021_Digalign.mov

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