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理解して使うRNA Velocity解析ツール -理論/基礎編- @ Bio”Pack”athon2023#2

2023年2月8日に開催されたBio"Pack"athon 2023 #2から、露崎 弘毅 氏による「理解して使うRNA Velocity解析ツール -理論/基礎編-」(講演資料)をお送りします。本講演では、シングルセルオミックス分野で行われるRNA Velocity解析について解説しています。RNA Velocityは、intron由来のsplicedなRNAと、exon由来のunsplicedなRNAの比率に着目することで、細胞の分化の向きをベクトル場として可視化する技術です。velocytoやscVeloといったオープンソースなツールが広く利用されています。しかしながら、背景にある理論が複雑であることから、ブラックボックスとして利用してしまっているユーザーが多くいることと思います。そのため、今回は「理解して使うRNA Velocity解析ツール」と題して、RNA Velocity解析に関する様々なトピックを紹介します。この動画では、そのうちの基礎となる理論について解説します。 この講演動画は、Bio”Pack”athon(バイオパッカソン)からご寄託いただきました。 Bio”Pack”athonでは、以下のような活動をしています。
  • ・パッケージ開発に関するミートアップ(月一開催)
  • ・日本語によるパッケージング教材の拡充化
  • Bioconductorへの登録サポート
パッケージングに興味がある方、 パッケージ化したいデータベースや 解析手法がある方は、ぜひお気軽に ご参加ください。Twitterアカウント@biopackathonにて最新情報を発信しています。

Highlights

  • 00:14 1. 自己紹介
  • 01:09 2. 1細胞オミックスとは
  • 02:16 3. 1細胞RNA-Seq解析の基本的な流れ
  • 04:53 4. 離散的な構造、連続的な構造
  • 06:28 5. 分化経路推定周りの発展
  • 09:10 6. 補足: ベクトル場
  • 09:49 7. RNA Velocity解析とは(ダイジェスト版)
  • 11:24 8. RNA Velocity解析とは(詳細版)
  • 17:58 9. ベクトルの見せ方の違い
  • 19:24 10. モデルの違い
  • 21:26 11. データの適用範囲やモデルの拡張
  • 23:27 12. RNA Velocity解析がうまくいかないケース
  • 25:45 13. Differential Kinetic Test
  • 25:58 14. 経験談
  • 33:30 15. まとめ
  • 34:22 16. 質問タイム

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