p300DB は、コペンハーゲン大学の Choudhary 研究室での研究成果として得られた、転写コアクティベーターとして働くリシンアセチル化酵素
CBP/
p300 によって制御されるアセチル化に関連するデータをまとめたデータベースです。
タンパク質名や ID で検索し、そのタンパク質が CBP/p300 によって受けるアセチル化を調べる Symbol search、タンパク質のドメイン名で検索し、そのドメインを持っているタンパク質の CBP/p300 によるアセチル化を調べる Domain search、タンパク質名や ID で検索し、ヒトとマウスの間で保存されている CBP/p300 アセチル化サイトを調べる Conserved sites の3つの検索方法が提供されています。
今回は、それらの3機能を中心にp300DBの基本的な使い方について紹介します。
p300/CBP inhibitorを用いて得られた莫大なデータから、どのようなことがわかったのかについては
原著論文 (DOI: 10.1016/j.cell.2018.04.033)をご覧ください。