Helixerを利用してゲノムにアノテーションを行いJBrowse2で結果を可視化する

Helixerはゲノムアノテーションを行うためのツールです(原著Preprint)。ゲノム規模の巨大な塩基配列に対して、深層学習により得られたモデルと隠れマルコフモデルを利用して遺伝子領域の予測を行います。また、Web上のベータ版では、1GBまでのFASTA形式の塩基配列をアップロードするだけで簡単にアノテーションを行うことができます。これらはGPUを利用することが可能であり、処理が高速です。加えて、深層学習の入力として各系統の生物種を利用することで、それぞれの系統に応じた予測モデルを作成することができます。デフォルトでは4系統(脊椎動物、非脊椎動物、菌類、植物)の学習済み予測モデルが準備されています。今回は、Helixer Web版を使ってヒトの11番染色体のアノテーションを行い、その結果をJBrowse 2で可視化する方法について紹介します。

見どころダイジェスト

  • 00:07 1. Helixerの概要
  • 00:51 2. Helixer web 版の使い方
  • 01:32 3. 解析用データのダウンロード
  • 02:07 4. Helixer による解析
  • 03:26 5. JBrowse 2 のダウンロード
  • 03:48 6. JBrowse 2 の使い方
  • 05:10 7. HelixerによるアノテーションとEnsemblのアノテーションの比較

動画ファイルのダウンロード

250106_Helixer.mov

再利用時のライセンス

クリエイティブ・コモンズ CC-BY-4.0

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