AlphaFold時代のProtein Data Bank @ トーゴーの日シンポジウム2023

本日の統合TVは、2023年10月5日に開催されたトーゴーの日シンポジウム2023 の統合化推進プログラムセッションから栗栖 源嗣 (大阪大学 蛋白質研究所 教授) 氏 による、「AlphaFold時代のProtein Data Bank」をお送りします。講演要旨は以下のとおりです。
機械学習により配列情報から高精度に立体構造を予測する手法 (AlphaFoldおよびRoseTTAFold) が開発され、広く生命科学研究に浸透してきた。構造生物学的にも、予測構造と低分解能の実験情報とを組み合わせた新しいタイプの構造解析が急速に発信され始めている。例えば、配列の 70% は実験により構造決定し、残り 30% は予測構造を積極的に活用して 100% の全体構造として PDB に登録する事例などが該当する。予測構造と実験構造が混合するのが当たり前となる時代に、構造データ全体をどう評価し活用していくのが最良なのかなど、蛋白質構造データベース (Protein Data Bank) が AI をどう活用していくべきか議論したい。
本シンポジウムの一連の動画は、YouTubeの再生リストからもご覧いただけます。

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231024_togo_05_kurisu.mov

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