本日の統合TVは、2023年10月5日に開催された
トーゴーの日シンポジウム2023 の統合化推進プログラムセッションから大林 武 (東北大学 大学院情報科学研究科 教授) 氏 による、「非モデル植物のための遺伝子ネットワーク情報活用基盤」をお送りします。講演要旨は以下のとおりです。
人類社会は食糧・工業原料・エネルギーの多くを一次生産者である植物に依存しており、その持続的・効率的な利用には広範な植物科学研究が欠かせない。多様な植物のゲノム解読が進む中で、それらの遺伝子機能の情報は常に不足しており、モデル植物から非モデル植物への適切な情報転移が大きなボトルネックとなっている。そこで、これまでに開発してきた植物の遺伝子共発現データベースである
ATTED-IIを基に、遺伝子共発現ネットワークを非モデル植物研究に利用するための基盤を構築する。
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