疾患に関連するバリアントや遺伝子発現の情報を調べる

UCSC Xenaを使って公開がんゲノムデータを解析する

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UCSC Xenaを使って公開がんゲノムデータを解析する

UCSC Xenaは、The Cancer Genome Atlas (TCGA)The NCI's Genomic Data Commons (GDC)などに代表される大規模な公開がんゲノムデータセットをウェブブラウザ上で視覚化し解析することができるツールです(原著論文(プレプリント): The UCSC Xena platform for public and private cancer genomics data visualization and interpretation)。
各プロジェクトで集約された、さまざまな組織におけるSNV、INDEL、大規模構造バリアント、CNV、遺伝子発現、DNAメチル化、ATAC-seq(網羅的オープンクロマチン領域解析)、表現型などのデータを自由に組み合わせて解析することができます。これらのデータの可視化のために、分類別にカラーリングされた独自のスプレッドシート型のビューアが用意されており、そこで各種統計解析や発現解析、Kaplan Meierプロットによる生存時間解析(Survival anaysis)、多型解析などが実行できるようになっています。

見どころダイジェスト

  • 00:30 1. UCSC Xenaにアクセスする
  • 00:55 2. 乳がんにおけるHER2の遺伝子発現・変異データを閲覧する
  • 02:34 3. 乳がんサンプルの生存率と統計情報を閲覧する
  • 04:40 4. 二種類のグリオーマの遺伝子変異パターンを比較する
  • 07:10 5. がん細胞と正常細胞の遺伝子発現を比較する

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200313_Xena.mov

再利用時のライセンス

クリエイティブ・コモンズ CC-BY-4.0

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