ATTED-llを使って植物の遺伝子の共発現情報を調べる

ATTED-II (Arabidopsis thaliana trans-factor and cis-element prediction database) は、シロイヌナズナを中心とした植物の遺伝子共発現データを提供するデータベースです。(原著論文: Obayashi et al. (2018) ATTED-II in 2018: A Plant Coexpression Database Based on Investigation of Statistical Property of the Mutual Rank Index. Plant Cell Physiology, 59, e3.)
AtGenExpress (TAIR)、ArrayExpressからのマイクロアレイデータと、DDBJ (DNA Data Bank of Japan)からのRNAseqデータを利用して計算された共発現データは、ピアソンの積率相関係数をベースとしたオリジナルの指標 Mutual rank (MR)で表わされます。興味のある遺伝子を検索すると、共発現する遺伝子のリストとそのオルソログが表示されます。また、NetworkDrawerツールにより、複数の遺伝子をクエリとした共発現ネットワークを視覚的に表示できます。共発現データの一括ダウンロードも可能です。

見どころダイジェスト

  • 00:36 1. 調べたい遺伝子をATTED-Ⅱで検索する。
  • 02:20 2. 共発現する遺伝子のリストを見る。
  • 05:20 3. 共発現遺伝子ネットワークを見る。
  • 06:33 4. 共発現遺伝子群をKEGGの代謝マップで参照する。
  • 07:32 5. 発現パターンや予測シス配列の情報を見る。

動画ファイルのダウンロード

190717_ATTED-II.mov

再利用時のライセンス

クリエイティブ・コモンズ CC-BY-4.0

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