DDBJ Sequence Read Archive (DRA)は、次世代シーケンサからの出力データのためのデータベースです。DRA は
INSDC (International Nucleotide Sequence Database Collaboration)(
日本語による説明(DDBJウェブサイト))のメンバーであり、
NCBI Sequence Read Archive (SRA)と
EBI Sequence Read Archive (ERA) との国際協力のもと、運営されています。公開された Analysis以外のデータは3極で自動的にミラーリングされます。次世代シーケンサー(NGS)データを学術論文で公表する場合、シーケンサーから出力された配列データを公共データベースに登録することが必要です。特に生データの登録は必須である場合が増えてきています。この生データをDRAに登録することができます。この動画では、DRAにデータ登録する際に必要なプロセスを、トランスクリプトームデータ(NGSの生データ)を例に説明します。
- データ登録に際して、以下の注意点があります。
- 研究責任者 (principal investigator) の許可なくデータを登録しないでください。
- ヒトを対象とした研究データの登録について
- 研究対象者に由来するデータを DDBJ センターが運営するデータベースに登録する場合、研究対象者の尊厳及び人権は、適用されるべき法令、指針、ガイドライン、登録者が所属している機関の方針に従い、登録者の責任において保護されている必要があります。原則として、研究対象者を直接特定し得る情報はメタデータから取り除いてください。ヒトを対象とした研究データを登録する場合は「ヒトを対象とした研究データの登録について」https://www.ddbj.nig.ac.jp/policies.html#human を熟読してください。
- 特許に関連するデータの登録について