疾患に関連するバリアントや遺伝子発現の情報を調べる

COSMIC-3Dを使って がん遺伝子のコードするタンパク質の立体構造を がんで見られる変異の情報と重ねて見る

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COSMIC-3Dを使って がん遺伝子のコードするタンパク質の立体構造を がんで見られる変異の情報と重ねて見る

COSMIC (Catalogue Of Somatic Mutations In Cancer) はがんと関連する体細胞変異の情報を集積したデータベースです。
COSMICでは、expert curation data と systematic screen data の2タイプのデータがあります。前者は COSMIC の専門キュレーターにより、投稿論文の情報をもとに手動で入力されたデータで、がんの原因となる変異が報告されている遺伝子をまとめた Cancer Gene Census (CGC) というプロジェクトで挙げられた遺伝子について詳細な情報を提供しています。一方、後者は大規模なゲノムスクリーニングのデータを報告した論文からアップロードされたデータや、The Cancer Genome Atlas (TCGA)International Cancer Genome Consortium (ICGC) などの他のデータベースからインポートしたデータで、前者が既知のがん遺伝子についての情報であるのに対し、後者は新たながん遺伝子の発見に役立つ情報です。
今回は、COSMICで集積されているがん遺伝子の変異の情報をがん遺伝子がコードするタンパク質の立体構造上に重ねて見ることができるツールであるCOSMIC-3Dの使い方を紹介します。

見どころダイジェスト

  • 01:09 1. 構造ビューアの基本操作
  • 01:56 2. Protein Sequence Features の見方
  • 02:50 3. 変異したアミノ酸残基を構造ビューアでハイライトする
  • 03:59 4. 変異の頻出する箇所を構造ビューアでハイライトする
  • 04:52 5. 予測された小分子の結合位置をハイライトする

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180329_cosmic-3d.mov

再利用時のライセンス

クリエイティブ・コモンズ CC-BY-4.0

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