NCBI Genome Workbenchを使い倒す 導入・概要編

NCBI Genome WorkbenchNCBIが提供するフリーの統合型ゲノム解析環境です。NCBI Genome Workbenchは配列情報の入手・管理やマルチプルアラインメントおよび系統樹作成といった解析機能が一つのパッケージに内包されています。また、Windows,MacOSX,Linuxの各プラットフォームに対応しています。 統合型ゲノム解析環境の例としては以前の番組で紹介したCLC Sequence Viewerもありますが、NCBI Genome Workbenchではアノテーションが付加された遺伝子のゲノム上の位置の探索や異なる形状の系統樹作成が可能など、より高度な機能を有しています。また、Enterz GeneなどのWeb上のデータベースにない統合型ゲノム解析環境の利点として、自身のPCに作成したワークスペース上で解析結果を個別に管理・共有を行うことができ、現在の状態を保持したまま保存・再開を行うことができます。今回は導入編として、NCBI Genome Workbenchのインストール方法および目的遺伝子の塩基配列情報の検索方法を説明します。なお、NCBI Genome Workbenchを導入するには、導入先のPCにMicrosoft .NET Framework 3.5以上がインストールされている必要があります。

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