統計解析ソフト「R」での立廻り

Rはフリーでオープンソースの統計解析環境です。Rを使うとデータの操作や計算、可視化を統合して行うことができます。豊富に用意されたサンプルデータや、対話的な解析、網羅的なパッケージアーカイブCRANが特徴です。Windows, MacOSX, Linux とマルチプラットホームで利用可能です。生命科学分野のためのRパッケージプロジェクトである『BioConductor』では、500以上のパッケージが配布されており、マイクロアレイデータなどの遺伝子発現プロファイルや質量分析データ、タンパク質相互作用データなどを解析するうえで、欠かせないものとなりつつあります。今回はRを使う上で基本的な知識や、便利なウェブサイトを紹介します。また、実際にHuman Induced Pluripotent Stem Cell Epigenomesのデータを階層的クラスタリングを用いて解析します。この解析はHotspots of aberrant epigenomic reprogramming in human induced pluripotent stem cellsのFigure 1eを元ネタにしています。

見どころダイジェスト

  • 1.パッケージ・関数の調べ方 (11秒)
  • 01:48 2.便利なウェブサイト
  • 02:43 3.今回のクラスタ解析の概要
  • 03:39 4.データの読み込み
  • 04:09 5.データの選択・集約
  • 05:45 6.相関係数を距離として階層的クラスタリングを行う

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111107RClustering.mov

再利用時のライセンス

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